導入事例:遠心脱油機 UB型
商品名 | 遠心脱油機 UB型 |
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業種 | 自動車部品メーカー |
地域 | 中部地方 |
設備名 | 高周波焼入 |
油種/液種 | 高周波焼入液 |
導入前の課題
自動車部品メーカーC社様の熱処理工程では高周波焼入機が多数稼動しています。フル生産を行なっており、空調設備はあるものの湿気・臭気が漂う状況です。
焼入液に混入する油分・コンタミが主因と思われる“ダレ”と呼ばれる品質不良が度々発生。これを予防する為に1台あたり約1,000Lの焼入液を毎週交換しており、液交換費用(購入・廃棄)のほかに保全マンパワー削減を急務とされていました。
改善施策
焼入液には前工程からワークに付着し持ち込まれる加工油・防錆油・細かな切削粕が連続的に混入する為、油分と固形異物を同時に分離除去可能な遠心脱油機UB型をご提案。オフラインによるタンク内循環としました。
<使用液はソリュブルクエンチ(希釈濃度5~8%)>
導入後の成果
施策結果
遠心脱油機UB型導入以降、1ヶ月液交換なしでダレは発生しませんでした。2ヵ月直前でワークに錆と思われるものが発生する事案があり、予防保全から現在は1ヶ月毎の液交換としています。
導入効果:
・液交換費用(購入・廃棄)の削減
・液交換の為の保全マンパワーの削減
・品質不良発生件数の改善
・液腐食防止による臭気の減少
Point
連続的に多量の油分・固形異物が混入する場合は消耗品のない清浄装置が最適です。
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